遊山箱(ゆさんばこ)は徳島県だけに古くから伝わる特別なお弁当箱です。
野山への行楽(遊山)や雛祭りの弁当箱として主に子どもたちが使った三段重ねの重箱です。
桃の節句や菖蒲の節句等に子供たちは山や海、野原へ遊山をする風習があり、その時に利用されていました。
今はその文化もなくなってしまいましたが、数年前に遊山箱の伝統を復活させる活動が行われていました。
当時、弊社でも試作してみましたが、器が小さすぎて実用性がないんじゃないかということで敢え無くボツになりました。
その後、弊社商品の重箱を使い、やや大きめの遊山箱(下げ重)として販売しています。