「あるく みる きく」の古書を入手

あるく みる きく
あるく みる きく

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします

昨年末に古書でみつけました。
「あるくみるきく 153 漆かき見聞記」
書籍情報:近畿日本ツーリスト,1979年11月発行
「あるくみるきく 127 うるし風土記・阿波半田」
書籍情報:近畿日本ツーリスト,1977年9月発行
「あるくみるきく 228 越前漆器を訪ねる」
書籍情報:近畿日本ツーリスト,1986年2月発行

本も大きさはB5程度、30ページ前後の薄ぺらい本ですが内容はぎっしり詰まってます。

「漆かき見聞記」は宮城県二戸の漆かき職人砂森氏の下準備から伐採までの記録が詳細に書かれています。

「うるし風土記・阿波半田」の竹内さんは一度だけ会ったことがありますがこの本の取材時期から一人で頑張って活動していました。

「越前漆器を訪ねる」の内容は大野の木地屋(ろくろ)と河和田の塗師の取材です。

どの本にも共通していることですが、「人手不足」「漆かき職人・木地屋・塗師へのしわ寄せ」など漆器の衰退は30年も40年も前から問題になっております。
今も解決されていない問題ですね。